外貨での精算:レート、手数料、そして小銭でもめないコツ
旅行から帰って、さあ精算しようと座ってみたら、同じ夕食なのに一人ひとり少しずつ値段がちがっていた。誰もうそはついていません。みんな、ちがう為替レートで払っていただけなんです。
差はどこから生まれるのか
4つのしくみがあって、たいてい全部いっぺんに起きています。
カード払いのときの銀行のレート。 銀行は自分のレートで換算します。ふつう、銀行間レートに1〜3パーセントの上乗せがあります。
DCC:端末での換算。 カード端末に「PLNで払いますか、EURで払いますか?」と聞かれます。自分の国の通貨を選ぶと、換算するのはお店の側で、お店独自のレートになります。ほぼかならず、あなたの銀行より悪いレートです。かならず現地の通貨を選びましょう。 旅行中にできるいちばんかんたんな節約のひとつで、3〜7パーセントのちがいになります。
両替所やATM。 両替所のレートは、いいところからひどいところまでさまざま。ATMは引き出し手数料がかかって、ときには両方の側でかかります。
払ったタイミング。 長い旅行だと、レートはふつうに動きます。月曜日と金曜日で同じユーロの金額でも、自分の国のお金にするとちがう金額になります。
その結果、同じものに対して、4人それぞれちがう「本当の」値段ができあがるわけです。
グループの精算のしかた
大事なルール:全部を1回だけ、ひとつのレートで換算する。
それぞれの出費を、払った人がたまたま使ったレートで精算すると、同じ問いに4つの答えが出て、決着のつかない言い合いになります。みんな、自分の立場から見れば正しいからです。
そうではなく、旅行全体でひとつのレートを選びましょう。いちばんシンプルで、いちばん納得してもらいやすいのは:
- 出発日の中央銀行の仲値 — 公開されていて、確認できて、誰のものでもないレート
- または、長い旅行なら旅行の真ん中あたりのレート
こうすれば、レートの差は払った人個人の得や損になります。支払い方法を選んだのはその人なので、これで公平です。
Paragonixでは、グループに為替レートを保存できるので、すべての金額がそろって換算され、誰かが別に計算する必要はありません。旅行の精算全体のまとめ方は、グループ旅行のガイドで書いています。
気にしなくていいとき
ちょっと冷静に考えてみましょう。40ユーロの出費なら、レートによる差は1〜2ズウォティ。それを計算するエネルギーのほうが高くつきます。
レートが大事になってくるのは、宿泊、レンタカー、チケット。数百単位の出費で、3パーセントがちゃんとした金額になるものです。こういうものは、誰がどうやって払ったか確認する価値があります。
いちばん節約になる3つの習慣
- いつも現地の通貨で払う — 端末の換算の提案は断りましょう。
- 引き出し手数料が定額なら、多めの金額をたまに引き出す。
- 現地通貨の金額が載ったレシートを、すぐに写真に撮る。 リスボンでの夕食がいくらだったか、1週間後に思い出すのは無理です。でもレシートは覚えています。
通貨はレシートから自動で読み取られるので、その場で撮った写真さえあれば、あとで全部換算できます。