レシートの割引・キャンペーン、割り勘のとき得するのは誰?
割り勘はかんたん。割引が出てくるまでは。割引があると、明細を足しても支払った金額と合わなくなって、「この割引って誰の分?」という問いにすぐ答えが出なくなります。
ここでは、レシートで実際によく見かける4種類の割引と、それぞれを割り勘にどう反映させればいいかを紹介します。
1. 特定の商品への割引
いちばんシンプルなケースです。ヨーグルトが4.99のところセールで3.49。レシートには割引後の値段がそのまま載っているか、元の値段と別行の RABAT -1,50(RABATは「割引」)が載っています。
誰のもの?: その商品を取った人だけのものです。
公平な答えはこれしかありません。割引は商品についているので、商品といっしょに動きます。グループ全体に割引を広げてしまうと、セールのヨーグルトを買った人が、実際の値段より多く払うことになってしまいます。
気をつけたいこと: 割引前の値段と別行の割引が並んでいるレシートだと、うっかり元の値段で数えがちです。明細の合計が最終金額と合っているか、かならず確認しましょう。合わなければ、どこかに見落としている割引があります。
2. 買い物全体への割引
「150 zł以上で20 zł引き」のクーポン、初回注文割引、プロモコードなど。割引はどの商品にもついておらず、合計金額にだけかかります。
誰のもの?: 全員のものです。ただし、それぞれが買った金額に比例して分けます。
考え方はチップと同じです。割引はカゴの大きさで決まるもので、カゴの中身は人によってちがいます。ひとりが120 zł分、もうひとりが30 zł分買ったなら、割引の条件を満たすのに貢献したのは圧倒的に前の人。だから割引も多めに受け取るべきなんです。
こういう割引を均等に分けると、公平そうに聞こえます。でも実際は、少ししか買っていない人がやけに大きな得をすることに。20 złならどうでもいい話ですが、100 złのクーポンだとそうはいきません。
例外: そのクーポンがひとりのもの(その人のコード、その人の誕生日割引)なら、割引は全部その人のものにする、と決めてもかまいません。これは計算ではなく話し合いの問題です。ただし、決めるのはかならず割り勘する前に。
3. 「2つ買うと1つ無料」とまとめ買い割引
「3つ目無料」「2つ目半額」「2個で1個分の値段」。レシートにはたいてい商品が3つと、そのうち1つ分の値段の割引が載っています。
ここがおもしろいところ。答えは、誰が何を取ったかで変わります。
- ひとりが全部取った — 割引はその人のもの。話はおしまい。
- 何人かで分けた — いちばん公平なのは、割引後の合計を個数で割って、それぞれ取った分だけ払ってもらう方法です。15 złのところ10 złになったヨーグルト3つなら、ひとつ3.33 zł。形のうえで「無料」だったのが誰の分かは関係ありません。
ルームメイトとの買い物では、2つ目のケースが思ったより多いです。ポイントは、「無料」の1個を誰かの個人的なラッキーとして扱わないこと。キャンペーンが適用されたのは、みんなでいっしょに買ったからです。
4. ポイントカードとポイント
みんなでした買い物に、ひとりのカードで割引がついたケースです。
公平なやり方: 割引は買い物全体の割引と同じく比例して分けます。ただし、その買い物でたまったポイントはカードの持ち主のもの。グループは今すぐ得をして、持ち主はあとで使える価値をためる。これでだいたいバランスがとれます。
別のやり方もあります。カードの持ち主が割引を全部受け取って、グループは定価で割る。これも筋は通っています。みんながそういう取り決めだとわかっていれば、ですが。
やってはいけないのは、何も決めずにおくこと。誰かのポイントカードの割引は、このリストのなかでいちばんあいまいなケースで、両方が本気で「自分が正しい」と思えてしまう唯一のケースです。
びんや容器のデポジット
これは別に触れておきたいところ。形式上は割引ではないけれど、似たような動きをして、合計をずらしてしまうことがあるからです。
リターナブルびんにかかるデポジットは、戻ってくるお金です。容器を返せば返金されます。割り勘のときは、その飲み物を取った人に割り当てるのが自然です。ただ、それがその人の最終的な出費ではないことは覚えておきましょう。
ほかの人がびんを返しに行ったなら、返金はデポジットを払った人に渡すのが公平です。または、「デポジットは数えない」と決めてしまうのもあり。1か月もすれば、どうせ差はならされます。
早見表
| 割引の種類 | 誰のもの? |
|---|---|
| 特定の商品への割引 | その商品を取った人 |
| 買い物全体への割引 | 全員。買った金額に比例して |
| まとめ買い(2+1) | 割引後の値段を個数で割る |
| ポイントカード | 比例して分ける。ポイントは持ち主に |
| デポジット | 飲み物を取った人。ただし返ってくるお金 |
手計算しなくていい
割引こそ、みんなが正確な割り勘をあきらめて「もういいや、均等に割ろう」と言い出すポイントです。マイナスの行がいくつか、セール品がいくつか、そして合わない合計。レジの前でやるには手間がかかりすぎます。
Paragonixは、レシートのほかの部分といっしょに割引も読み取って明細に反映するので、割り勘のときに見える金額は、実際に払った値段になっています。買い物全体への割引は「比例して分ける項目」に設定できます。それぞれの買い物の割合に合わせて分けられ、余った端数はいちばん合計が大きい人に回るので、合計はレシートとぴったり一致します。
レシートのどこに割引が載っているか、ちゃんと適用されたかの確かめ方は、レシートの読み方ガイドをどうぞ。